【物 流】JPR 共同輸送マッチングサービスに危険物混載制御機能を追加

日本パレットレンタル(JPR)は同社が提供する共同輸送マッチングサービスに、危険物の混載を制御する新機能をリリースした。

同社の共同輸送マッチングサービス「TranOpt」は、AIによる業界を跨いだ荷主企業同士をマッチングさせるサービスで、共同輸送の機会を創出することにより物流業界の課題である実車率・積載率の向上やCO2排出量の削減に貢献する。

今回、新機能として、AIによる「危険物混載制御」機能と自動「いいね!」機能がリリースされた。

危険物は法令によって第1類から第6類まで分類されており、混載運搬が禁止されている組合せが定められている。そこで、AIによる「危険物混載制御」機能はマッチングの際に危険物の種類を考慮し、混載禁止の組合せをマッチング候補から除外して混載可能な組み合わせを提示する制御を行い、安全なマッチング成立につなげる。

自動「いいね!」機能はよりスピーディなマッチング成立に貢献する機能であり、TranOptは自社ルート情報等を登録すると、TranOptがマッチング候補を提示する仕組みとなっている。従来はTranOptが提示したマッチング候補に利用者が都度操作して「いいね!」の意思表示を行ってきた。今般追加された自動「いいね!」機能では、あらかじめ設定された条件のマッチング候補に対して自動的に「いいね!」を返し、マッチングが成立するようになっている。


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