【アジア】日本郵船 インドネシアで自動車ターミナル事業に参画
日本郵船はインドネシア・パティンバン港の自動車ターミナル運営会社Patimban International Car Terminalの株式25%を豊田通商から取得し、2023年8月にインドネシア国内での登記を完了した。
パティンバン港はジャカルタ市中心部から120km東に位置し、2018年から段階的に建設が進められており、2022年に年間22万台の自動車が取り扱えるターミナルが整備された。現在は拡張工事が行われており、完了後の予定では年間60万台の取り扱いが可能となる。ジャカルタ首都圏にあるタンジュンプリオク港では、取扱量の増加による混雑が慢性化している。また同港と日系企業の多くが集まるジャカルタ市東部の東部工業団地を結ぶ道路は交通渋滞が激しく、自動車部品や完成車の輸出入に遅延が発生している。パティンバン国際港の本格稼働により、これらの問題解決が期待されている。
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