【物　流】カルビー　茨城県下妻市に国内最大規模の工場建設を決定

カルビーは茨城県下妻市に新工場を建設する計画を決定し、下妻市開発公社と用地取得に係る予約契約を締結した。

新工場の敷地面積は、カルビーグループ国内最大規模の約１９万ｍ２、土地の投資額は約４９．４億円で、２０２９年３月期の操業開始を目指す。下妻工場の機能移管をはじめ、需要が拡大する「じゃがりこ」への対応など、関東エリアにおけるグループ全体の生産体制を再構築していく。くわえて２０２５年３月期に稼働予定の、せとうち広島工場（広島県広島市佐伯区）とともに、国内地域間の需給バランス全般の最適化と効率的なサプライチェーンの実現を図る。

カルビーグループは成長戦略「Ｃｈａｎｇｅ２０２５」で、国内コア事業における次世代型工場の基盤構築を掲げている。アグリビジネスに深く関わる企業として、農業大国・茨城県で、事業環境の変化に対応した強固な基盤を確立し、持続的な成長に向けた変革に踏み出すとしている。

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