【物　流】Ｆ－ＬＩＮＥ　関東・中部間で中継リレー輸送を開始

Ｆ－ＬＩＮＥはカゴメと日清製粉ウェルナによる「中継リレー輸送」を開始した。また、テスト運用としてハウス食品とＭｉｚｋａｎとの間においても中継リレー輸送を開始する。

従来、カゴメは関東エリアの工場から中部エリアの倉庫、日清製粉ウェルナは中部エリアの倉庫から関東エリアの倉庫へとそれぞれ製品を輸送していた。今回の取組みでは中部エリア・関東エリアの中間地点である静岡県の新東名高速道路・清水パーキングエリアで２社は落ち合い、ドライバーはトラックを交換し元のエリアへ戻って製品を納品する。

また、ハウス食品とＭｉｚｋａｎは、どちらも関東エリアから中部エリアへ製品を輸送し、中部エリアからは関東エリアへ別の製品を輸送していた。今回は関東・中部それぞれのエリアで２社の製品を混載したトラックが中間地点の山梨県にある中央自動車道・双葉サービスエリアで落ち合い、そこでドライバーはトラックを交換して元のエリアへ戻り、製品を納品する。

どちらのモデルも中間地点でトラックを交換する「中継リレー輸送」を取り入れることにより、従来は１泊２日の運行を行っていたドライバーは自宅へ日帰りできるようになる。また「帰り荷」問題に対しても、この方式では積載率の高い状態での輸送が可能になり、問題解消が期待できる。

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