【物 流】マップル 新カーナビアプリ開始

昭文社ホールディングスの子会社であるマップルは、配送、運送、送迎、路線バスの走行ルートを案内するカーナビアプリ「MAPPLE ルートナビゲーター」を、2023年7月31日より提供を開始する。

「MAPPLE ルートナビゲーター」開発の背景には、物流業界でのEC市場の拡大による小口輸送の増加や労働環境の悪化に伴う人手不足、輸送コストの上昇などの問題がある。また、2024年問題への対応のために人手不足と労働環境の改善を目的とした労務管理の徹底化のほか、物流品質を維持するために業務の効率化や平準化といった対策が必要となっている。

マップルは、これまで培ってきた地図データ提供・カーナビ開発・ソリューション提案の経験を活かし、物流・旅客の2024年問題に直面するユーザーの課題解決の一助となるべく、同サービスの提供を開始する。

「MAPPLE ルートナビゲーター」の最大の特長である、走行軌跡からのコース作成・編集機能加えて、地図ソフト「スーパーマップル・デジタル」と連携したKML取込機能や、通常のナビと同様の音声・イラストによるコース案内機能、簡易動態記録機能、各種設定変更機能など、ルートの巡回・配送業務に最適な豊富な機能を有している。さらに、タブレット端末にインストールした形で提供されるため、開発などの手間なく、利用者は導入後すぐに利用できるようになっている。

マップルは同サービスを通じて、2024年問題を始めとする物流業界の課題解決の一助として、カーナビを利用しているユーザーの業務改善、効率化に貢献していくとしている。


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