【環 境】丸紅 カナダ・アルバータ州における二酸化炭素回収・貯留事業に参画

丸紅は、カナダ・アルバータ州において二酸化炭素回収・貯留(以下 CCS)事業を開発中のBison Low Carbon Ventures(以下 Bison社)と株式引受契約を締結した。

Bison社が主導するCCS事業の一つであるMeadowbrook CCSプロジェクトは、アルバータ州・エドモントン近郊に位置し、世界有数の大型CCS事業の構築を目指すもので、大規模商用事業化を実現した際には、複数の排出源から年間300万トンの二酸化炭素を輸送・貯蓄することを想定している。2023年後半より詳細な地質評価作業を開始し、2024年末から段階的に貯留能力を拡張していくことを計画しており、カナダで日本企業が商用化を目指す初めてのCCS事業となる。

同プロジェクトは、アルバータ工業地区など近隣の産業から排出される二酸化炭素の輸送・貯留を想定しており、カナダ並びにアルバータ州の2050年カーボンニュートラル目標の実現やブルー水素・アンモニア製造などの新規産業の創出による経済発展・雇用創出に寄与する。


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