【物 流】都産技研 ブロックチェーン技術による物流プラットフォームの運用開始

都産技研はモノコトデザイン、ビヨンドブロックチェーンと、ブロックチェーン技術を使ったセキュアなオープンプラットフォームを開発し、2023年5月よりシステムの一部機能の運用を開始した。

このプラットフォームは、データ改ざんの防止に利用されるブロックチェーンを使用することで商品の配送の流れを一元管理でき、POS・WMS等の複数のシステムと連携できるだけでなく、異物混入の防止や食品衛生規格HACCP適合などのトレーサビリティに対応など、正確性を保ちながら食品などの「安全性の担保が必要となる商品」のトレーサビリティデータを記録できる。

また、このプラットフォームの基礎となる冷凍・冷蔵食品用の保冷ボックスと保冷剤を管理するシステムが全日本食品の物流センターに導入され、物流センターからの出荷日時や配送先、数量を通信端末を用いて一元管理し、資材の紛失等を防止することで資材コストの低減を行っている。


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