【物 流】レンゴー サン・トックスと三井化学東セロを経営統合後に子会社化

レンゴーとトクヤマの合弁会社で、レンゴー子会社のサン・トックスと三井化学東セロは、三井化学東セロを存続会社とする吸収合併により経営統合し、その後、レンゴーが経営統合後の三井化学東セロの株式を取得して、子会社化することを発表した。新商号を2024年4月1日よりアールエム東セロとなることも併せて発表した。

近年のプラスチックフィルム業界を取り巻く環境が急速に変化する中、同業界に属するサン・トックスと三井化学東セロが今後の事業環境に柔軟に対応し、高収益化、環境対応型新製品の開発加速、海外での事業拡大を推進する観点から、トクヤマと三井化学の資本参加は維持しつつ、両社を経営統合し、サン・トックスを消滅会社、三井化学東セロを存続会社とする経営統合を実施する。株式比率はレンゴーが51パーセント、三井化学が34パーセント以上、トクヤマが残りの株式を保有することなる。

なお、今回の経営統合事業の対象は、パッケージソリューション事業のみで、三井化学東セロの産業用フィルム・シート事業やプロテクトフィルム事業は、三井化学の100パーセント子会社の新設会社(三井化学ICTマテリア)に吸収分割される。


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