【物　流】協栄産業　新幹線荷物輸送の多量輸送トライアルに参加

協栄産業はＪＲ東日本とジェイアール東日本物流（ＪＲ物流）が実施する新幹線荷物輸送「はこビュン」による多量輸送トライアルに参加する。

ＪＲ東日本とＪＲ物流は「物流の２０２４年問題」、「ＣＯ２排出量削減」や「地方創生」といった社会的課題の解決のために列車荷物輸送サービス「はこビュン」による多量輸送のトライアルを実施する。今回、初めての取組みとして青森県の盛岡新幹線車両センター青森派出所からの荷物の積込の際にＡＧＶ（無人搬送車）や客室輸送専用台車などを使用して今後の実用化に向けた課題の抽出を行う。

この取組みについて協栄産業はＡＧＶとして協働運搬ロボットの「Ｔｈｏｕｚｅｒ」を試用して荷受け場所から新幹線車両までの搬送の生産性等の検証を予定している。台車をけん引し、ライントレース機能や協栄産業製のサウザーリンクス機能によって自動走行させることにより、従来は人が行ってきた搬送作業を代替することになる。「Ｔｈｏｕｚｅｒ」は初期＆運用コストが低いため導入しやすいほか、狭い通路や坂道・屋外など多様な環境に対応できる。また、広視野レーザセンサで衝突を回避するなど安全性にも優れている。

協栄産業は今後も物流関連の課題解決に向け、ソリューション提案を推進していくこととしている。

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です