【アジア】兼松 三社合弁でインドネシア市場の外食運営事業に参画

兼松は物語コーポレーションと、インドネシア・ワルガジャヤグループのProspect Motorとの合弁で、インドネシア市場で外食運営事業を行うため、合弁諸契約を締結した。

物語コーポレーションは、焼肉業態では国内売上高首位、ラーメン業態では同第二位など、多くの業態を運営・展開している。同社は中期経営計画「ビジョン2025」で、独自の価値創造を追求し、日本・海外における「業態開発型リーディングカンパニー」の実現を目指している。ワルガジャヤグループは、繊維事業を発祥とし、自動車製造・販売事業、化学品・紙パルプ事業、運輸・倉庫事業、不動産事業、食品事業等、多岐に渡る事業を、インドネシア国内を中心に展開している。

兼松は物語コーポレーションの創成期より、主に食材の供給を通じ、良好な関係を育んできた。またワルガジャヤグループとも祖業の繊維事業から協業しており、インドネシアにおけるビジネスパートナーとして、多くの合弁事業を取り組んできた。

一方、兼松は中期ビジョン「future 135」で「アジア食市場の深耕」を注力分野の一つとしているが、物語コーポレーションの中期経営計画で掲げる海外展開の方向性とも合致しており、ワルガジャヤグループとの合弁で外食運営会社を組成し、各社の機能をもって相互に補完し合い、インドネシア 市場におけるスピードのある事業展開を図る。


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