【物 流】JR東日本 新幹線荷物輸送「はこビュン」による多量輸送トライアルを実施

JR東日本とジェイアール東日本物流は新幹線による列車荷物輸送サービス「はこビュン」を用いた多量輸送のトライアルを実施する。新幹線を活用した高速・多量荷物輸送により、物流の2024年問題やCO2排出量削減、地方創生等の社会的課題の解決を目的としている。

今回は2023年6月16日に、盛岡新幹線車両センター青森派出所~大宮駅間をはやぶさ72号を使用し実証する。新幹線車両基地、大宮駅ホーム屋上駐車場での荷扱いやAGV、新しい客室輸送専用台車の試用による荷扱い業務を実施し、一連の業務の生産性を検証する。鮮魚、スイーツ、生花、電子部品等、約600箱程度の商品を新幹線3両で輸送する計画で、同サービスが開始して以来最大規模の荷量となる。

2023年度中に新幹線車両基地を活用した多量輸送のトライアルを複数回予定しており、今後は新幹線による多量輸送の定期化により、地方の魅力を首都圏の巨大マーケットと繋ぐことで新たな価値を創造できるよう、実用化に向けてトライアルを継続的に実施していく。


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