【物　流】アイホン　次世代型宅配システムＰａｂｂｉｔを新築分譲マンションに初導入

アイホンとＰａｃＰｏｒｔが共同開発した、荷物の伝票番号をセキュリティ解錠キーとする次世代型宅配システム「Ｐａｂｂｉｔ」が、リストデベロップメントの計画する新築分譲マンションに採用された。

「Ｐａｂｂｉｔ」はアイホンのインターホンシステム「ｄｅａｒｉｓ」の集合玄関機に、ＰａｃＰｏｒｔのセキュアなクラウドソリューションを搭載したもので、オートロック付き集合住宅にて、居住者の不在時でも指定配送業者が荷物の伝票番号を解除キーとして入館し、各階・各戸専用の「Ｐａｂｂｉｔ　Ｌｏｃｋｅｒ」へ荷物の投函が可能になる。

居住者側のメリットとして、宅配員がアイホン製の集合玄関機を通じて荷物の伝票番号の認証を行うため、偽宅配業者の不法侵入を防止できる点や、「Ｐａｂｂｉｔ　Ｌｏｃｋｅｒ」を各階に設置されていることで、受入数の増加と、共用宅配ボックスから重たい荷物を持ち帰る手間を省けるという点がある。また、「Ｐａｂｂｉｔ　ＡＰＰ」を利用することでネットショップの配送情報を一元管理でき、さらには「Ｐａｂｂｉｔ　Ｌｏｃｋｅｒ」解除用の二次元バーコードを生成し荷物を取り出すこともできる。

配送業者にとっては、「Ｐａｂｂｉｔ」が伝票番号を入館時のキーとして活用するため、新たにシステムや端末を開発する必要がなく、コストを抑えるだけでなく再配達問題の解決にもつながる。

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