【環 境】丸紅 北海道石狩市で9.9MWの木質バイオマス発電 地域の間伐材活用

丸紅は大成建設とともに、北海道石狩市の石狩湾新港地域において、共同で出資する特別目的会社「石狩地域バイオマス発電」を通じ、発電出力9,950kWの木質専焼バイオマス発電所(石狩地域バイオマス発電所)を建設、運営します。

同事業は北海道道央地区を中心とした地域の未利用間伐材等を発電燃料として使用することで、地産地消型の再生可能エネルギーの供給を可能にする。石狩市より地域資源バイオマス発電設備の認定を取得しており、農山漁村活性化への貢献も期待される。また信金中央金庫及び北海道内5信用金庫と融資契約を締結し、初回融資が実行された。

今後、石狩市、燃料供給者と緊密な連携を図るとともに、令和8(2026)年1月の運転開始を目指して、関係各所の協力を得ながら、計画を進めていく。

丸紅は国内に6件の木質バイオマスを燃料とする発電所を開発、運営中であり、今回の事業は、令和5(2023)年4月2日に商業運転を開始した、ぎふ西濃グリーンパワー合同会社が運営する「ごうどバイオマス発電所」に続く、2件目の国産材のみを使用したバイオマス発電所となる。


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