【アジア】クレディセゾン シンガポールにトークン投資の新会社設立

クレディセゾンは2022年9月にシンガポールに設立したSaison CryptoによるWeb3領域スタートアップへのトークン投資(※1)を開始する。

クレディセゾンは2019年よりシンガポールの子会社Saison Capitalを通じて、アジアのFinTech事業者を中心に有望なスタートアップへの投資を実行し、2022年6月には、米国のVC(ベンチャーキャピタル)リサーチ会社「CB INSIGHTS」から世界の中で最も優秀なパフォーマンスを上げたCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の一つとして選ばれる(※2)など、着実に成果を上げてきた。

Saison Capitalは、2021年よりWeb3領域におけるFinTechをはじめとしたスタートアップへの投資を開始している。ブロックチェーンを基盤としたWeb3は、世界の最先端技術として事業トレンドの変革の可能性を持っている。クレディセゾンはトークン投資に特化したSaison Cryptoを設立(※3)し、中長期的な同領域への投資戦略のもと、Web3領域に精通した優秀な人材や豊富なネットワークを活用し、アジアを中心とした同領域におけるスタートアップのイノベーションの加速を目的に投資を推進する。

今後 Saison Cryptoは、DeFi(※4)やブロックチェーンベースのインフラなどWeb3領域の様々なスタートアップに対し、SAFT(※5)といった新たな手法を含むトークン投資を実施する。これによりスピーディーかつ柔軟にWeb3領域スタートアップの資金ニーズに対応する。


※1 トークン投資

投資家の資金提供と引き換えに、投資先が発行するトークン(暗号資産)を購入できる投資手法

※2 「The CB Insights State of Fintech Report Q1, 2022」における 「Top Investors YTD by median Mosaic Score of Companies in 2022」の4位にランクインした

※3 Saison International(国際統括拠点)の100%子会社として設立

※4  DeFi(Decentralized Finance)

分散型金融

※5 SAFT(Simple Agreement for Future Token)

将来発行されるトークンを割安で購入できる権利と引換に投資を行う方法。必要なタイミングで迅速な資金調達が可能なことから、Web3領域スタートアップの意向を汲む手法として特に海外で注目されている


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