【物 流】JPR パレット伝票の電子化で効率化・リアルタイム性向上を実現

JPRはレンタルパレットの利用企業間における受け払いに際して発行されるパレット伝票を電子化した。これに伴い、2023年4月1日以降に発行されるパレット伝票は、電子化のためのシステム「epalDD(イーパル ディー ディー)」から登録される伝票に統一され、従来の複写式伝票は同年3月31日までに発行された伝票に対する一連の運用をもって取り扱いが終了する。

物流業界全体では労働力不足の緩和や環境負荷の軽減といった課題を背景に、レンタルパレットによる一貫パレチゼーションだけではなく、多企業間での協働やデジタル化による対応が求められている。今回のパレット伝票の電子化により手書き文字の判読のしにくさや平均1か月を要するデータが確定するまでのリードタイムの長さを2日へ短縮するといった従来の課題を解決し、作業の効率化やデータのリアルタイム性向上を可能にする。


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