【物 流】日本郵便と佐川急便が人口減少地域における共同配送のトライアルを開始

日本郵便と佐川急便は、宮城県の遠刈田温泉地域と山形県西村山郡西川町の一部地域において、佐川急便が全国で集荷した荷物を、日本郵便が配達する共同配送のトライアルを2023年3月15日に開始した。

この取り組みは人口減少地域における安定した配送網の確保など、宅配サービスの持続可能性を高めるための検討課題の洗い出しを行うことを目的に、両社の限られた人的資源や配達資源を有効活用することで協業を行う。

トライアル期間は2023年3月15日から同年4月12日までの5週間で、佐川急便が全国で集荷したトライアル地域あての荷物をトライアル拠点となる営業所(白石営業所・山形営業所)より、日本郵便の郵便局(遠刈田郵便局・西川郵便局)まで輸送し、差し出す。その後、郵便局で佐川急便が差し出した荷物に、専用のゆうパックラベルを貼付し引き受け、郵便局が荷物を届け先まで配達する。


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