【物 流】Amazon 三井不動産レジデンシャルリースと再配達削減に向け協業開始

Amazonは三井不動産レジデンシャルリースと協業し、「置き配」拡大による再配達を削減する取り組みを開始する。

三井不動産レジデンシャルリースが管理する賃貸マンションにAmazonのサービス「Key for Business」を導入する。「Key for Business」はオートロック付きのマンションでの荷物の受け取りを可能にするサービス、Amazonの委託先ドライバーが配達物を持っているときに限り、配送アプリからオートロックを解除・入館できるようにする。これにより不在時や在宅中で手が離せない時であっても荷物を受け取ることができる。このような非接触型の配送方法は、利用者の利便性の向上につながるほか、再配達による配送ドライバーの負担軽減にもつながる。

これまでオートロック付きのマンションでは、利用者の不在時にはドライバーが建物内に入ることができず、利用者の希望の場所に荷物を届けることができなかったほか、宅配ボックスが満杯で受取ができない、宅配ボックスの荷物を部屋まで運ばなければならないといった不便な点があった。Key for Business を利用することで、利用者は玄関先で簡単に商品を受け取ることができるようになる。

今後は三井不動産レジデンシャルリースが管理している物件のオーナーから承諾された物件より、順次同サービスの導入展開をしていくこととしている。


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