【物 流】JR貨物 2023年1月分の輸送動向を発表
JR貨物は2023年1月分の輸送動向を発表した。
発表によると、コンテナは新型コロナウイルス感染症および原材料費高騰に伴う物価上昇による消費の低迷の影響に加え、強い冬型の気圧配置による風雪害の影響を受けた結果、農産品・青果物を除く全ての品目で前年を下回った。
農産品・青果物は、本年は北海道地区で玉葱の収穫が平年並みであった結果、作柄不良であった前年を上回った。一方、化学薬品および化学工業品は、樹脂等の需要減や風雪害の影響を受け減送となったほか、紙・パルプは、紙需要減に伴う生産減等により低調となった。
積合せ貨物は、風雪害の影響を受けブロックトレインに運休が発生したことや、輸送障害に備えた他モード優先利用により前年を下回り、食料工業品は、風雪害の影響に加えて、飲料等の値上げの影響により消費が伸びず低調に推移する結果となった。
車扱は、前年に比べ気温が高く推移し灯油を中心に石油が前年を下回った。コンテナ全体では前年比 94.2%、車扱全体では前年比 96.9%、コンテナ・車扱の合計では、前年比 95.3%となった。
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