【流 通】明海発電 愛知県豊橋市で生ごみ・下水汚泥を活用した発電開始

トピー工業の連結子会社明海発電は、愛知県豊橋市内の生ごみ・下水汚泥から製造された「バイオマス固形燃料」を利用した発電を開始した。予定では年間約1,000トンを石炭と混焼して使用する。

バイオマス固形燃料は生ごみ・下水汚泥を乾燥、炭化させて製造している。石炭の代替燃料として利用することができ、生じる熱量は石炭の三分の二程度だが、バイオマス資源から作るためカーボンニュートラルな燃料としてCO2排出量の低減に寄与する。明海発電は豊橋市バイオマス利活用センターが製造するバイオマス固形燃料を活用することで、エネルギーの地産地消にも貢献する。

明海発電ではバイオマス固形燃料の活用により、年間のCO2排出量を2021年度度比0.2%削減(見込)する。


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