【環 境】ホンダ 次世代燃料電池システムをコアに水素事業を拡大

本田技研工業(ホンダ)は水素事業について会見を行い、カーボンニュートラル社会に向けた取り組みについて説明した。

同社はゼネラルモーターズと共同で、水素事業の核としている燃料電池システムをさらに進化させた、耐久性の向上やコスト削減を可能にする次世代燃料電池システムの実現を目指し研究を進めている。また宇宙領域を視野に入れており、将来的な水素技術活用に向けた先行研究開発が進められている。

そして、燃料電池システムの適用について、同社の燃料電池自動車(FCEV)だけではなく、商用車、定置電源、建設機械の4つを設定し、事業開発を行う。その際、いすゞ自動車と燃料電池を使用した大型トラックの共同研究を行うなど、他社との協業も積極的に行っている。また、水素供給を含む水素エコシステム構築のプロジェクトにも参画し、普及拡大を目指す。

ホンダは今後も様々な企業と協力し、水素の活用を推し進める新たなチャレンジに取り組むとしている。


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