【知 識】双日、南海電鉄等 堺市泉北ニュータウンでデマンド交通サービスの実証実験

双日は泉北ニュータウン地域で2023年1月10日から3月10日まで、完全予約型デマンドシステム"チョイソコ"を活用して、南海電気鉄道(以下 南海電鉄)、南海バス、堺市とともにデマンド型乗合交通サービス(※)の実証事業「NANKAIオンデマンドバス」に参画する。なお同実証事業は、大阪府 AI オンデマンド交通モデル事業に採択され、その補助金を活用して行われる。

同実証では堺市南区の泉北ニュータウン地域内の桃山台と鴨谷台の2地区(計26停留所)、および泉北高速鉄道線の光明池駅、栂・美木多駅、泉ケ丘駅の3駅に停留所を設置し、住民の外出促進や、目的地までの移動の利便性向上、新しい交通手段の創出を目指す。

今回開始するサービスは、予約状況に応じて最も効率的なルートをAIシステムで提供され、利用者は電話やWebから乗車の予約ができる。

双日は運行事業を通じて収集した利用ニーズや乗降データをもとに、総合商社としての幅広い事業ネットワークと最新ITを駆使した新たなヒト移動・モノ輸送のサービス展開による地域活性化ビジネスのプラットフォーム構築を進め、MaaS事業の展開を加速していく。


※ デマンド型乗合交通サービス

路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する乗合交通システムのこと


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