【流 通】三井住友銀行 南米を中心に植林事業を行う森林ファンドに出資

三井住友銀行は、南米を中心に植林事業を行う森林ファンド The Reforestation Fund(以下 TRF)への出資契約を締結した。三井住友銀行は今回の案件で、森林ファンドに初めて投資する。

TRFは世界有数の森林投資マネージャーであるBTG Pactual Timberland Investment Groupによって管理・運営され、南米の放牧地にて木材生産を目的とした産業植林と森林保全を目的とした環境植林を行っている。このファンドでは国際的な環境NGOであるConservation International(※)が透明性や説明責任、影響に関するアドバイスを行い、且つ、FSCをはじめとする国際的な認証を取得するなど、適正な管理の下、持続可能な森林経営が行われる。

また植林事業によるCO2吸収量は、国際的に認められた基準に照らしカーボンクレジットとして認証される予定になっている。パリ協定の採択以降、グローバルに脱炭素化に向けた動きが加速する中、企業によるGHG(Green House Gas)排出量削減の取組に加え、カーボンクレジットに対する期待も高まっている。三井住友銀行は同事業を金融面から支援すると共に、認証されるカーボンクレジットを顧客に提供することで、社会全体の脱炭素化に貢献する。


※ Conservation International

自然生態系の保全活動等を行っている国際的な自然保護団体


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