【物 流】日本通運 北海道発着の危険品に対応した新複合輸送サービスを開始
日本通運は北海道発着の危険品に対応した新たな複合輸送サービス「Sea&Rail DG」を12月22日に開始した。
「Sea&Rail DG」は北海道発着の危険品を対象とし、輸送制限が多い青函トンネルを回避して、鉄道と海上輸送を組み合わせた。安定的な輸送を提供することが可能で、鉄道・海上双方で使用可能な独自コンテナを使用するにより、荷物を取り出して積み替えることなく鉄道と海上間を相互にシフト可能であることから、労働力不足に対応する解決策としても有効とみられる。
日本通運を含むNXグループでは、長期ビジョン「持続的成長と企業価値向上のためのESG経営の確立」を掲げており、トラック中心の輸送形態から鉄道・船舶を利用した輸送形態へと切り替えるモーダルシフトに取り組んでいる。「Sea&Rail DG」もCO2排出量を削減する輸送モードを使用することにより、顧客のESG経営に貢献するとしている。
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