【物 流】LOZI バーコードのトレースデータをユーザシステムから取込可能に

LOZIは同社が提供する「SmartBarcode」に記録されたトレースデータなどを、ユーザが自社システムに容易に取り込むことができるAPIリファレンスのサイトを外部公開した。

「SmartBarcode」は全てのバーコードをスマート化し、バーコードを「モノのパスポート」としてスマホからトレース可能にするソリューションとして2020年にサービスを開始した。製造・流通・物流事業者などが、多種多様なバーコードをスマホアプリで読み取り、トラッキングと情報入力を行いながら互いに情報を共有できるソリューションとして、生産・調達・製造から販売に至るまでの輸送経路や輸送品質などの物流情報を統合して、最終的にどれだけ製品が消費されたかなど、サプライチェーン全体を可視化することができる。

「SmartBarcode」に記録されたデータは管理者画面からダウンロードできたが、直接自社システムにデータを取り込みたいというユーザからの要望が多く、APIリファレンスの公開に至った。また、自社システムから直接「SmartBarcode」(QRコードに限定)を発行し、トレースに活用したい要望も多く、同時にトレース可能な「SmartBarcode」を生成可能なAPIも提供される。

今回のAPI公開を通じて、個社ユーザごとのトレースデータのインポートや「SmartBarcode」のエクスポートを可能にするとともに、倉庫管理システムや運行管理システム、販売管理システムなど、外部のプラットフォームとの連携により、高度なサプライチェーンマネジメントを実現する。


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