【アジア】東急建設 バングラデシュで地下鉄工事を受注

東急建設はバングラデシュで、日本のODAによる地下鉄建設(ダッカ MRT1号線)をダッカ都市交通会社から受注した。

ダッカ MRT1号線はバングラデシュ初の地下鉄として、ダッカ国際空港から住宅街であるダッカ北東部のボシュンドラ(Bashundhara)や東部バッダ(Badda)を経由し、国鉄のダッカ中央駅のある南部カムラプール(Kamalapur)まで南北に延びる空港線で、ニュータウン開発計画があるプルバチョール(Purbachal)まで延びる支線の整備も予定されている。慢性的な交通渋滞の緩和とダッカ市の大気汚染の改善により、経済、社会発展、都市環境の改善に寄与することが期待されている。

東急建設をスポンサーとする共同企業体は、事業における最初の工事であるCP01工区(デポ造成工事)を、約70億円(円換算額、予備費を含む)にて受注した。工事は車両基地の土地整備を工期30ヶ月で実施するもので、2025年に竣工を予定している


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