【環 境】佐賀県小城市と日産 電気自動車活用し脱炭素化と防災力強化に向け連携

佐賀県小城市と、日産自動車、佐賀日産自動車、日産サティオ佐賀の4者は、電気自動車を活用した「脱炭素化及び強靱化に関する連携協定」を締結した。

協定は「走る蓄電池」となる電気自動車(EV)の普及や脱炭素化の推進と同時に、小城市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」等を電力源とした災害時の電力供給体制の構築を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては196件目の取り組みとなる。

小城市は2022年2月に「ゼロカーボンシティ」を宣言し、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとするための取り組みを進めている。

一方、日産自動車は2018年5月より、EVの普及を通じて、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進している。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速している。

この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ』、そして、小城市が推進する環境・防災対策やSDGsの推進と、双方の取り組みにお互いが賛同し、協定の締結を行う運びとなった。


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