【物　流】ＫＣＣＳ　北海道石狩市で無人自動配送ロボット活用の配送サービス実証実験

京セラコミュニケ―ションシステム（以下　ＫＣＣＳ）は、北海道石狩市、ヤマト運輸と共同で、石狩市緑苑台東地区の一部エリアで、公道での無人自動配送ロボットを活用した個人向け配送サービスの実証実験を、２０２２年１１月８日から開始した。

この実証実験は新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が公募し、２０２２年６月にＫＣＣＳが採択された「革新的ロボット研究開発基盤構築事業／自動配送ロボットによる配送サービスの実現」の取り組みの一環として、北海道石狩市緑苑台東地区の一部エリアの居住者を対象に実施される。配送には走行中にＣＯ２を排出しないバッテリー駆動のロボットを活用し、社会実装に向けた技術・運用・事業面の検証を行うとともに、新たな配送サービスの実現と、持続可能な地域社会への貢献を目指す。

実証実験では、ヤマト運輸スタッフが、無人自動配送ロボットのロッカーに宅急便を格納し、受取人に荷物の配送予定をＬＩＮＥで通知する。無人自動配送ロボットは、受取人が事前に指定した受け渡し場所に移動し、受取人が無人自動配送ロボットのタッチパネルを操作することで、荷物を取り出すことができる。配送を完了した無人自動配送ロボットは、次の受け渡し場所に移動する。

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