【物 流】日立社会情報サービス 運輸業のデータ利活用を支援する分析アプリを提供

日立社会情報サービスは既存のExcelデータを活かしつつ高度な集計・分析をスピーディーに実現する「超xls(エックスエルエス)サービス」で、運輸業のデータ利活用を支援する編集可能な分析アプリの提供を開始した。

年々、業務システムなどで発生するデータを競争力強化のために活用しようとする動きが活発になっている。運輸業においても、業務のシステム化が進み、溜まっていくデータの可視化・活用について検討する企業が増えている。

「超xlsサービス」運輸業向け分析アプリは、運輸業に携わる顧客と運輸業にとって有用な分析について議論した上で、倉庫収入や人件費などの支出を年度別・月別で比較できる「売上分析」、人員構成や資格取得情報について、一人ひとりにフォーカスする「人財分析」、事故発生地点を地図上で示せる「事故分析」の3機能を開発した。

「売上分析」では収支の動きを可視化することで経営課題の分析が可能となり、企業の競争力強化につなげることができる。「人財分析」は出退勤や点呼情報、資格・検診情報などを一元的に管理でき、各人に応じたフォローが行える。「事故分析」は事故原因を深堀りすることで、従業員の意識向上につなげることができる。また、地域で発生した事故を分析することで、起こり得るリスクの事前回避が可能となり、道路を利用する人にとって安全・安心の一助となる。

分析アプリは編集可能で、既存データに合わせる、分析したい項目に変更などをすることで可視化を簡単かつ短期間で行え、運輸業における経営へのデータ利活用を推進する。


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