【物 流】センコーグループホールディングス 貿易実務プラットフォーム提供を開始

センコーグループホールディングスとセンコー・フォワーディングは、煩雑な輸出業務を効率化するために「貿易実務プラットフォーム」の提供を開始した。

国際物流においては世界的な海上コンテナ不足や海上運賃の変動が続いており、荷主にとって適正な海上運賃での運用や物量に合わせたスペース確保は大きな課題となっている。

また輸出手続きでは荷主が船会社や通関業者、荷主の工場、倉庫といった複数の関係先との調整や船積指示書・仕入書・梱包明細書といった書類の作成は、多くの場合は電話やメール、FAXで行われている。

今回提供を開始する「貿易実務プラットフォーム」は、入札レーン登録や運賃確認等を提供する「海上運賃入札システム」、ブッキング依頼やトレース情報確認などを提供する「ブッキング・トレース情報システム」、輸出入書類作成・共有、進捗管理などを提供する「進捗管理システム」の機能があり、顧客ニーズに合わせて運用することで荷主・船会社・センコーフォワーディングの輸出業務の一元管理が可能となり、テレワークの推進につながるとしている。