【流 通】双日 神奈川県川崎市でデマンド交通サービスの実証実験開始

双日は神奈川県川崎市における予約型デマンド交通サービスの実証実験事業計画が国土交通省と川崎市の補助事業として採択されたことを受け、「チョイソコかわさき」事業として2022年11月2日から運行を開始する。

実証はかねてから地域交通の課題解決を模索していた川崎市と連携したデマンド型の乗合交通サービス(※)となっており、川崎市中原区及び高津区の武蔵小杉エリア一帯で行われる。

今回運行を開始するサービスは、アイシンが提供するチョイソコシステムを活用し、予約状況に応じて最も効率的なルートで運行される。また利用者は電話やWeb、及びスマートフォンのLINEアプリから乗車予約できる。

自宅近くの停留所から、目的地となる近隣の日常サービス拠点(駅前商店街、バス停、スーパーマーケット、病院など)までの移動運行サービスを担い、地域企業や民間団体、NPO法人とも協議会を発足して連携を図ることで、地域コミュニティのさらなる活性化や都市型MaaSの確立を目指す。


※ デマンド型の乗合交通サービス

路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する乗合交通システムのこと


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