【アジア】川崎重工業 台湾・大手化学会社向けにガスエンジン出荷

川崎重工業は台湾の大手化学会社である義芳化學の桃園工場ガスエンジン増設プロジェクト向けにカワサキグリーンガスエンジン「KG-18」1基を出荷した。

義芳化学は1950年に創業した台湾でも有数の酸・アルカリ化学品製造会社で、今回のプロジェクトでは桃園工場の生産能力増強に伴い、8MW級ガスエンジン自家発電設備を増設する。桃園工場は既に川崎重工業製48MW級蒸気タービンと8MW級ガスエンジンが稼働しており、カワサキグリーンガスエンジンの世界最高クラスの発電効率と短時間で発停可能な優れた機動性という特長に加え、製品の信頼性やアフターサービス対応などが高く評価され、今回採用された。出荷したガスエンジンは、電気・蒸気を供給する自家発電設備として2023年5月下旬に運用を開始する予定になっている。


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