【知 識】オージス総研 滋賀大学にAI講座を提供

オージス総研は滋賀大学で2022年9月20日から22日の3日間、データサイエンス学部の学生向けにAI技術に関する講座を提供した。

オージス総研は大阪ガスの100%子会社で、大阪ガスの基幹システムの開発・運用に加え、製造・金融・公益など多くの顧客企業に対してITシステムに関する開発やコンサルティングを提供している。画像認識AI(※1)や自然言語処理AI(※2)を用いた技術開発にも力を入れており、近年ではAIをはじめとするデジタル技術を用いてDX推進に寄与する活動を強化している。

滋賀大学はデータサイエンスに焦点を合わせた日本初の本格的な学部として、データサイエンス学部を平成29年4月に設置した。データサイエンス学部はデータサイエンスの専門知識やスキルといった理系的基礎の上に、データ利活用の現場で相互補完的な専門性を有する仲間とコミュニケーションを図りながら、データから価値のある情報を取り出し、それを意思決定に活かす能力を備えた文理融合型の人材を育成している。

今回の講座は基礎的なデータサイエンスを理解している学生向けに、社会でのニーズが高い画像認識AIの知識習得の場を用意したいという滋賀大学の想いに、大阪ガスや事業会社向けの実務で得た画像認識AIの知識、経験を社会貢献に生かせないかと考えていたオージス総研が応えることで実現した。


※1 画像認識AI

画像認識AIは人間の目の代替を目指す技術。例えば、画像や映像の中に何が映っているか、どんな状態か、などを識別可能

※2 自然言語処理AI

自然言語処理AIは人間が扱う言語をコンピュータに処理させる技術。例えば、文意の類似度の判断、文章の要約、文章の生成(直前までの文章を踏まえた続きの文章の生成)などが可能


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