【知 識】村田製作所と誠光会 医療現場のニーズに応える機器開発に向け協業

村田製作所と誠光会は医療現場のニーズに応える機器開発に向けた協業の枠組みに合意した。協業による協力体制は2022年10月1日より開始された。

医療現場では医療内容の高度化だけではなく、効率的な医療体制の提供など、病院の状況や地域医療の環境によってさまざまなニーズがある。複雑化する医療ニーズに対し、適切な機器開発を行うためには、開発のきっかけとなる課題への知見を豊富に有する医療現場とメーカーが強固な連携体制を構築し、課題解決に取り組んでいくことが重要とされる。

協業は両者に所属するバイオデザイン(ニーズ志向の機器開発)に精通した人材同士が交流を積み重ねる中で実現した。2022年10月1日より村田製作所と誠光会は技術者と医師が共同参画する少人数の特別チームを結成し、現場ニーズの掘り起こしや課題分析に取り組んでいく。誠光会グループに特別チーム用の活動スペースを設け、医療現場の状況把握を効率化し、メンバーとして参画する医師から深い洞察を得られる環境を整備する。協業を通じて、村田製作所が通信領域をはじめとするモノづくりで培った知見と誠光会が有する豊富な知見を組み合わせ、医療現場の課題解決に貢献する新たな機器開発に取り組む。


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