【環 境】DNP 工場損紙の「水平リサイクル」を目指す実証実験を開始

大日本印刷(DNP)は「DNP断熱紙カップ HI-CUP」の製造工程で発生する余白等の製品にならなかった部分の紙(工場損紙)を使い、グループの工場で製品化する“資源循環システム”の構築に向けた実証実験を開始した。

今回、これまで産業廃棄物処理していた横浜工場(神奈川県)の断熱紙カップの工場損紙をすべて活用し、2層構造である同製品の外装紙(古紙)として再度製品化(水平リサイクル)することを目指す。

DNPは2016年に“資源循環システム”の運用の第一弾として、包装材を製造する田辺工場(京都府)にて、DNPの国内各拠点の応接室等で使う「コースター」を、工場損紙を使って製品化しており、今回はその第二弾の取り組みとなる。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です