【流　通】商船三井　船舶の「離着岸支援システム」のトライアルユースを実施

商船三井とフェリーさんふらわあは、フェリーさんふらわあが保有・運航する大型カーフェリー「さんふらわあごーるど」（航路：神戸－大分間）で、古野電気が開発中の「離着岸支援システム」のトライアルユースを行う。

「離着岸支援システム」はＬｉＤＡＲ（ライダー）・サテライトコンパスで得た情報から岸壁と船体の正確な距離・角度を計測し、結果を複数画面で視覚表示する、離着桟支援装置で、従来乗組員が経験に基づいて目視で行っていた離着岸作業の安全性と効率向上を目的として開発された。

今回のトライアルユースでは、システム画面構成の見易さ（乗組員がシステム画面を見て、表示された計測結果を容易に理解できるか）など使い勝手の検証を行う。また船長を始めとする乗組員との意見交換を行う事で、乗組員の視点に立った安全性も加味したシステム開発・製品化を目指す。

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