【流 通】塩野義製薬 ケニアの診療所で太陽光発電の稼働開始

塩野義製薬はケニアの母子支援活動「Mother to Mother SHIONOGI Project」の第二期事業を、2020年4月よりワールド・ビジョン・ジャパン(以下 WVJ)と共に活動を開始しており、今回、その事業地であるケニア共和国キリフィ県のリマ・ラ・ペラ診療所に、パナソニック ホールディングス(以下 パナソニックHD)からの協力を得て太陽光発電システムを設置し、電力供給を通じた医療サービスの提供を開始した。

塩野義製薬は2015年から塩野義製薬およびSHIONOGIグループ社員からの寄附をもとに、WVJ の協力により、ケニアの母子健康改善に向けた取り組みを実施している。2020年に開始した第二期事業では、ケニア共和国キリフィ県の3つの診療所を対象に支援している。その1つであるリマ・ラ・ペラ診療所は、電力の供給が不十分であり安定した医療サービスや夜間診療が提供できないという課題があった。それに対しパナソニックHD「LIGHT UP THE FUTURE プロジェクト」の協力を得て、太陽光発電システムによる医療サービスの提供を実現した。この事業では塩野義製薬、パナソニックHD、WVJの3者の協働は、母子保健の共通課題の改善に向けた初めて実施された。


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