【知 識】日鉄ソリューションズとエスタイル 資本業務提携

日鉄ソリューションズ(以下 NSSOL)はエスタイルと資本業務提携契約を締結し、NSSOLはエスタイルに出資した。

DXの進展に伴い、企業内に蓄積された様々なデータを分析し、経営に活用するニーズはますます高まっており、そのニーズは多様化・高度化している。それらのニーズへの対応には、より高いコンサルティング力や技術知見が求められる一方で、これを担う人材や技術知見の獲得はより一層厳しくなることが予想される。NSSOLとエスタイルは提携を通じ、データ利活用領域における両社の知見を融合し、サービス提供体制の強化を図ることで、顧客企業のDX推進への対応力を一層向上していく。

NSSOLはファーストDXパートナーとして、顧客企業のDX推進、特にその中核となるデータ利活用を積極的に支援している。日本製鉄の統合データプラットフォーム「NS-Lib(※1)」構築や、「DataRobot(※2)」の国内No.1販売パートナーとして、100社を超える様々な業種への導入などを通じ、データ利活用の高度化を支援してきた実績と経験を有している。

エスタイルはデータ利活用領域を事業の主軸とするスタートアップ企業で、データ利活用における高いコンサルティング力と技術知見を有しており、また、独自の機械学習の教育プログラムにより優秀なデータサイエンティストを数多く育成・輩出している。NSSOLとはこれまで、多くのデータ利活用プロジェクトで協業しており、実際のビジネスシーンにおいても大いに活躍している。

今回の資本業務提携により、両社はデータ利活用領域におけるコンサルティング力と技術知見を一層高めることで、より付加価値の高いサービスを提供する。さらに今後DX人材市場において不足が顕著となるデータ利活用を担う人材をよりスピーディーに育成し、体制を拡充する。


※1  NS-Lib

データマネジメントサービスをベースとした、経営情報やKPIをリアルタイムに把握し的確なアクションを可能とする統合データプラットフォーム

※2  DataRobot

DataRobotが提供するAI Cloudプラットフォーム。AIライフサイクルにおけるデータ準備、モデル作成、デプロイ・運用、モデルの監視・最適化といったプロセスの自動化をエンドツーエンドで対応


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