【流 通】イオンディライト 保安防災教育にVR導入

イオンディライトは労働安全衛生の強化と技術力の向上を目的に、2022年9月より設備管理員を対象とした保安防災教育に、施設管理業務のリアルな疑似体験を可能とするVR(Virtual Reality:仮想現実)ツールを導入する。VRツールによる体験学習を組み込んだ教育プログラムは電気主任技術者を中心に、年間計画で約500名に対し実施していく。

VRコンテンツの第一弾として、労働安全衛生上、重大事故に繋がる可能性のある(1)電気設備によるアーク負傷事故、(2)脚立落下・転落事故と(3)マンホール落下・転落事故の3つを制作した。現実の職場での体験学習が難しい業務をVRにより疑似体験することで、業務手順不履行による重大事故を体感し、保安防災意識を高めるとともに、正しい手順を習得し、技術力の向上を図る。

VRツールは同社グループの研究・研修施設「イオンディライトアカデミーながはま」に常備し、2022年9月以降の設備管理員の定期研修時に活用していく。今後は設備管理はもとより、警備や清掃といった業務にまで対象を広げ、VRコンテンツを増やしていく。


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です