【知 識】国際協力銀行と英国国際貿易省 関係強化を目的とする覚書締結

国際協力銀行(JBIC)は英国国際貿易省(Department for International Trade 以下 DIT ※1)との間で、クリーンエネルギー、質の高いインフラ及び関連技術分野における、日本から英国への投資促進に向けた両機関の関係強化を目的とする覚書を締結した。

今回の覚書締結により、英国内における再生可能エネルギー発電、水素、CCUS(※2)、運輸、デジタルを始めとする分野において、日本企業による対英投資を一層促進する観点から、JBICとDITの協力関係を強化することを目指す。JBICが2012年4月に締結したDITの前身である貿易投資総省(UK Trade and Investment)との覚書と2017年9月に締結したDITとの覚書を発展的に改定する。

日本と英国の間では2019年1月の日英首脳共同声明において、質の高いインフラに係る政府間協力の強化、水素技術の活用やCCUSを含むエネルギーイノベーションの加速について一致しているほか、2022年2月の日英包括的経済連携協定に基づく第1回合同会合において気候変動分野での連携強化を確認している。また英国政府は、2020年11月にNational Infrastructure Strategyを発表し、海外からの投資誘致を積極的に推進しており、多くの日本企業が英国への投資に関心を示している。このような中、JBICがDITとの間で関係を一層強化することで、日本企業による英国での事業機会創出及びビジネス促進の効果が期待される。

JBICは今後も日本の公的金融機関として、英国政府との緊密な連携により、日本企業による英国でのクリーンエネルギー、質の高いインフラ事業等への参画を支援すると共に、日本と英国との経済関係の一層の深化・発展を金融面から支援していく。


※1 DIT

国の通商政策と共に、英国を拠点に活動する企業の国際展開支援、海外企業による英国への投資支援を担当している英国の政府機関

※2 CCUS

(Carbon dioxide Capture, Usage and Storage)

温室効果ガスとなる二酸化炭素を分離・回収し、有効活用、貯留する技術


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