【物 流】国交省 2022年6月トラック輸送情報

国土交通省は2022年6月度のトラック輸送情報を2022年8月31日に発表した。

特別積合せ貨物の輸送量は、5,723千トン(前月実績5,103千トン、前月比112.2%、前年同月実績5,617千トン、前年同月比101.9%)、平均稼働日数は24.9日(前月比3.1日増、前年同月比0.1日減)稼働日一日あたりの輸送量は230千トンであった。

宅配便について、取り扱い個数は411,429千個(前月実績380,692千個、前月比108.1%、前年同月実績410,758千個、前年同月比100.2%)となった。

品目別の輸送状況について、前月と比較するとすべての品目で工場・生産地からの貨物増となった。今月度は様々な要因での貨物増があり、「金属製品」「機械」「化学工業品」「繊維工業品」「食料工業品」で倉庫からの貨物増がみられたほか、「化学工業品」「日用品」では季節的需要の増加がみられた。

地域別では、「東北」「関東地方」「北陸信越」「中部地方」「近畿地方」「中国」で貨物増となっている。

一般貨物の輸送量について、前月比113.6%、前年同月比99.7%であった。

すべての地域で輸送量が対前月比を上回る中、特に「北海道」は増加が顕著であり、建設関連の需要増加によって「砂利・砂・石材」「工業用非金属鉱物」の貨物が増えたと回答する事業者があった。


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