【流 通】電気で減塩食の塩味を約1.5倍に増強するスプーン・お椀開発

キリンホールディングスは、明治大学の宮下芳明研究室との共同研究で、減塩食品の塩味を約1.5倍(※)に増強させる独自の電流波形を開発し、この技術を搭載したスプーン、お椀型の「エレキソルト」デバイスを開発した。

このデバイスと塩分を控えた食事をセットで提供して食事満足度を評価する実証実験を、ノルト、オレンジページと共同で、2022年9月から開始する。キリンホールディングスは2023年に「エレキソルト」デバイスの発売を目指す。


※ 一般食品を模したサンプルと、食塩を30%低減させたサンプルでの塩味強度に関する評価の変化値。エレキソルトの技術(電流0.1〜0.5mA)を搭載した箸を用いた試験。現在または過去に減塩をしている/していた経験のある40〜65歳男女31名に対し、試験用食品を食した際に感じた塩味強度をアンケートしたところ、31名中29名が「塩味が増した」と回答


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