【知 識】クロスキャット オープンレガシージャパンと協業

クロスキャットはオープンレガシージャパンと協業を開始する。クロスキャットは協業により、顧客のDX推進の阻害要因となっている複雑化・ブラックボックス化したレガシーシステムの脱却に向けて、マイグレーション(※1)支援サービスを強化する。これまで蓄積してきた汎用機(※2)(富士通、IBM、日立)の知見と、オープンレガシージャパンのAPI(※3)開発ツール「OpenLegacy HUB」を組み合わせた効率的なマイグレーションを通じて、顧客のDX推進に貢献する。

経済産業省によるDXレポートでは、企業がレガシーシステムのブラックボックス状態を解消できない場合、競争力が低下し、2025年から国内全体で年間約12兆円もの経済損失が生じる恐れがあるなど、「2025年の崖」と指摘している。こうしたことからレガシーシステムを抱える多くの企業では、DXに取り組むためのIT環境の構築に向けて、既存システムのオープン化への対応が喫緊の課題となっている。このため最近では課題解決の有効な手段として、レガシーシステムとオープンシステムを接続するAPIへの関心が非常に高まってきている。

「OpenLegacy HUB」はノーコード/ローコード開発で、レガシーシステムのソースコードに変更を加えることなく、オープンシステムやクラウド上で利用しやすいマイクロサービス化されたAPIを生成する。各種レガシーシステムに簡易に接続可能なコネクターを標準装備しており、レガシーシステムのアプリケーションを業務単位に呼び出すリモートプロシージャコールを自動生成する。またノーコード/ローコード開発で生成するため、従来の開発手法と比較し、開発期間の短縮(約10分の1に短縮)、工数削減(約90%削減)、API性能の向上(約5倍高速化)、TCOの削減(約75%削減)などの効果が期待される。


※1 マイグレーション

レガシーシステムにおいて有用なシステムやデータなどを別の新しいプラットフォームでも活用できるよう移転すること

※2 汎用機

企業の基幹業務システムなどに用いられる汎用大型コンピューター。レガシーシステムは汎用機を利用して構築したシステム

※3 API(Application Programming Interface)

ソフトウェアやプログラム、Webサービスの間をつなぐインターフェース


・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です