【物 流】ゼロ 燃料サーチャージ制導入を発表

ゼロは車両輸送事業において、国土交通省のガイドラインに準拠した燃料サーチャージ制を導入する。

ゼロは安全で良質な輸送サービスを提供すると共に、機材稼働率の向上や様々なコスト削減に取り組み、燃料価格の上昇に伴うコストの増加を、効率化や経費の削減によって吸収することを基本方針としてきたが、昨今の世界情勢の緊張化や急速な円安に伴う燃料価格の高騰が「車両輸送事業の持続可能性に深刻な影響をもたらしている」として、車両輸送事業の維持と品質・サービス向上のために燃料サーチャージ制の導入に至った。

燃料サーチャージは「基準軽油価格」を設定し、「所定期間の平均軽油価格」から定める「適用軽油価格」と「基準軽油価格」との差分の比率に応じて「燃料費調整率」を算出する。

ゼロでは2022年9月1日発注分より燃料サーチャージ制を導入し、算出した「燃料費調整率」を輸送料金に乗じたうえで加算する方式として3カ月毎に燃料費調整率のみ変動させる。なお、2022年9月1日~9月30日の間の燃料費調整率は同年3~5月の全国平均軽油価格152.4円/Lに基づき、4.8%としている。


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