【環　境】スズキ　マイクロプラスチック回収装置を搭載した船外機の生産を開始

スズキは、中型船外機５機種に、世界初のマイクロプラスチック回収装置を標準装備し、２０２２年７月より生産開始した。今後、北米、欧州などの主要市場を含めた全世界へ順次出荷される。

海に流れ込む大量の海洋プラスチックごみは近年大きな環境問題となっており、自然環境下で更に微細に破砕されたマイクロプラスチックは生態系に影響を及ぼすことが懸念されている。こうした問題に対処するため、スズキは、船外機に搭載可能なマイクロプラスチック回収装置を開発し、令和２（２０２０）年１０月に発表した。この装置を船外機に搭載することにより、ボートで走行するだけで水面付近のマイクロプラスチックを回収することができる。

この回収装置の船外機への搭載は、スズキの海洋プラスチック問題への取り組みであるクリーンオーシャンプロジェクトの３つの活動のうちの１つである。

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