【環 境】三菱ケミカルグループ「DURABIO」 業界初バイオマスヘルメットに採用

三菱ケミカルグループのバイオエンプラ「DURABIO(デュラビオ)」が、スターライト工業のバイオマスプラヘルメット「pervio BP」の帽体全体に採用された。令和4(2022)年6月1日より、スターライト工業が販売している。

「DURABIO」は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンプラで、耐傷つき性や発色が良く光沢のある表面を実現できる等の点で、従来ヘルメットに使用される一般的なエンプラよりも優れた性能を有している。これらの優れた特性が評価され、ヘルメットでは初めて植物由来のプラスチックとして採用に至った。スターライト工業社の販売する「pervio BP」の帽体およびヒサシ部分に採用されており、ヘルメットで初めてバイオマスプラマークを取得した。

「DURABIO」のように植物由来の原料から作られるバイオマスプラスチックは、枯渇資源である石油の消費量を削減でき、さらに原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、地球温暖化の原因とされている温室効果ガスの低減にも寄与する。


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