【知　識】フェズとインテージ　店頭棚画像の解析領域で連携開始

フェズとインテージは小売店舗の店頭棚画像の解析領域において連携を開始する。両社は２０２２年６月に商品情報データベースおよび店舗情報データベース「ｉ－Ｓｔｏｒｅ　ＤＢ」の活用でも連携を開始している。

今回の連携で、フェズが店頭領域において提供するソリューション「ラウンダープラットフォーム」と、インテージが提供するＡＩ画像解析システムの連携により、小売店舗における最新の陳列状態のモニタリングと、店頭の状態と実店舗の売上を相関で把握・分析することができるようになる。

ラウンダーがラウンド業務をした際に取得する店頭画像を基に、店頭の棚に陳列されている商品のフェイス数や陳列場所、プライスＰＯＰや販促物の取り付け有無などの陳列状態を、ＡＩで画像解析を行い、精緻に数値化する。これらの数値とフェズが連携する対象の小売事業者のＰＯＳデータやＩＤ　ＰＯＳデータと連携することで、店頭の状態と売上との相関が把握可能になる。

さらに陳列状態に問題のある店舗や商品を特定したうえで、ラウンダープラットフォームによって改善を図り、生活者が買い求めやすい売場を常に保ち、商品の売上向上を目指す。

※　フェズが連携するＰＯＳデータやＩＤ　ＰＯＳデータは、各小売事業者の許諾を得た際に利用可能

・製品名および会社名などは、各社の商標または登録商標です