【流　通】積水ハウス　森林認証制度の加工・流通過程を認証するＣｏＣ認証を取得

積水ハウスは国際的な森林認証制度であるＰＥＦＣ認証（※１）及び、わが国独自の森林認証制度であるＳＧＥＣ認証（※２）において、認証森林から産出される認証生産物の加工・流通過程を認証するＣｏＣ認証を、木造住宅シャーウッドの主要構造材において取得した。

２０２１年に発表された「森林と土地利用に関するグラスゴー首脳宣言」などに見られるように、森林破壊ゼロを達成することは、国際的にも喫緊の課題となっており、独立した第三者機関により持続可能な森林及びそれに由来する木材製品を認証する「森林認証制度」はその実現のために有効な手段とされている。

「森林認証制度」は森林自体を認証する「ＦＭ認証」と、認証された森林から産出された木材製品等の流通・加工の過程を認証する「ＣｏＣ認証」の２つがあり、このプロセスが連続していて始めて「認証材」と認められる。

従来、このプロセスが連続していなかったため、認証製品としての木造住宅の供給はできなかったが、積水ハウスが前工程の流通・加工業者にも積極的に働きかけ、同社自身もＣｏＣ認証を取得したことにより、認証製品を主要構造材に使用した木造住宅を、供給する準備が整った。

※１　ＰＥＦＣ認証

２０２２年３月末現在、加盟メンバー国は５５か国、３億２千万ｈａ以上の森林が認証されている世界最大の認証制度。

※２　ＳＧＥＣ認証

日本の独自認証制度。国際的な森林認証制度に加えて、国ごとに開発された森林認証制度が存在している

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