【知 識】日本生命と東大 メンタルヘルスに関する共同研究開始

日本生命は東京大学と共同で、社会連携講座「デジタルメンタルヘルス講座」を新設し、デジタルを活用したセルフモニタリングや将来予測、AIによる個人の属性に合わせたメンタルケアの開発に向けた共同研究を実施する。

心の健康は個人だけでなく企業や組織などにとっても重要な課題で、特にコロナ禍では心の健康問題が大きな社会課題になった。これからの社会では、労働者や地域住民の心の健康をデジタルツールで支える「デジタルメンタルヘルス」が重要と考え、研究の実施に至った。

今回の研究では、東京大学大学院医学系研究科に研究室(川上憲人特任教授)を設置し、AIなどのデジタル技術を応用したメンタルヘルスの手法開発や世界標準に基づく測定の精度およびメンタルケアによる効果の検証を行う。学内にデジタルメンタルヘルスを専門として「労働者の心の健康」を研究する研究室は世界で初めて設置される。

今後、効果検証を重ねた質の高いサービスを個人や企業・組織で広く利用されることで、人々の心の健康の増進につなげることを目指す。


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