【流 通】川崎フロンターレ 「トイレ利用状況可視化システム」の実証実験を開始

川崎フロンターレと岡谷エレクトロニクスは、アステリアの「Gravio」を利用して「トイレ利用状況可視化システム」を開発し、川崎フロンターレのホームゲームを開催する等々力陸上競技場メインスタンドでの実証実験を開始した。

川崎フロンターレは地元に密着したサッカークラブとして設立し、2020年2月より新型コロナウイルス感染対策を実施することで、観客が快適かつ安心して観戦できる環境づくりを整備している。2022年3月より大規模イベントの人数制限が緩和される中、試合会場となる等々力陸上競技場では3密が発生しないためのさらなる感染対策を検討していた。

そこで川崎フロンターレと岡谷エレクトロニクスは、観客の3密の回避や混雑状況の把握用途としてアステリアのGravioを採用した。約100個の開閉センサーを等々力陸上競技場内のトイレ個室に設置し、扉の開閉状況のよって個室の利用状況をリアルタイムで確認できる「トイレ利用状況可視化サービス」を開発した。このサービスにより来場者は手元のスマートフォンでトイレの混雑状況をリアルタイムで確認し、3密を回避することができる。


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