【知 識】メルロジ ヤマト運輸と集荷梱包サービスの実証実験を都内一部エリアで開始

メルカリ100%子会社のメルロジは、ヤマト運輸と共同で、2022年5月23日から6月30日まで、東京都内一部エリア(江東区亀戸、江東区豊洲、杉並区高円寺南、杉並区高円寺北)で「メルカリ」で取引が成立した商品の集荷梱包サービスの実証実験を実施する。160サイズ(所定の3辺サイズ以内)までの商品に対し、ヤマト運輸が集荷・梱包・発送する。

メルロジは、「多様な価値をつなぎ、やさしい生活を創る」というミッションのもと2021年10月に設立し、以降、集荷物流網の構築とともに、「メルカリ」で販売取引が成立した商品を発送できる無人投函ボックス「メルカリポスト」をはじめとした自社のタッチポイントの拡大を推進している。

メルカリが実施したアンケート調査では、「メルカリ」への出品意向はあるものの、出品未経験者は3,610万人にのぼり、「出品しない理由」として「梱包・発送作業が大変そうだから」が最も多く挙げられた。このような出品に関する声に対応し、メルカリはこれまでパートナー企業と連携し、様々な発送・集荷の効率化施策に取り組んできた。

このような梱包代行へのニーズの高まりを受け、実施される実証実験では期間中に、対象エリア在住の出品者が取引成立後に「メルカリ」アプリ上で「梱包依頼」を選択すると、ヤマト運輸のドライバーが出品者の自宅に訪問し、出品物を預かり梱包を代行する。これにより、出品者は自宅で待つだけで梱包・発送作業が完了する。

メルロジでは実証実験を通じ、これまで出品のハードルと感じていた梱包・発送の手間を解消し、「メルカリ」のさらなる利用促進と出品体験の向上を検証するとともに、実証実験の結果を踏まえ、展開地域の拡大を検討する。


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